「ワーク=苦役」は思い込み。事業は熱狂から生まれる
川下:「夢中」というキーワードが出ましたが、世の中で叫ばれている「ワーク・ライフ・バランス」についてはどう思われますか?
冨田:あれも優等生的な発想ですね。「ワーク(仕事)」を「苦役(労働)」と定義してしまっている。仕事は辛いものだから、プライベートとしっかり分けてバランスを取りましょうと。でも、昭和の時代の仕事って、もっと「サークル活動」や「文化祭の準備」に近かったと思うんです。金のためでも評価のためでもなく、「これやったら面白いよね」と熱中して、気づいたら徹夜していたような感覚。そこにはワークとライフの境界線なんてありません。
