第4回受賞者となった小川隆氏がCEOを務めるMOLCUREは、抗体医薬品を探索するために、次世代シーケンサーという大量の医薬品設計図を検出する装置を用いて探索プロセスの中からビッグデータを収集し、機械学習という人工知能アルゴリズムを用いて解析する、次世代創薬エンジン「Abtracer」を提供している。
また、エボラウイルスの感染拡大のようなリスクに対して、疾患サンプルを装置に入れるだけで、有効な抗体医薬が合成され、患者に提供・テストできるサンプルイン、ドラッグアウトのコンセプトを掲げ、オンサイトで利用可能な自動化システムを開発している。
授賞式では、ペルノ・リカール・ジャパンの代表取締役社長ティム・ペック氏から助成金1,000万円のチケットボードを、幻冬舎「GOETHE」発行人・統括編集長舘野晴彦氏からは記念の楯が授与された。この基金では、1,000万円の助成金を交付し、MOLCUREの事業を支援していく。さらに、小川氏は、英国のシーバスブラザーズ社が主催するアントレプレナー世界大会「THE VENTURE」へ日本代表としてチャレンジする。
「THE VENTURE」では、総額100万ドルの助成金のほか、シリコンバレーで開催されるビジネスマスタークラスに参加し、世界にビジネスアイデアをアピールするチャンスが提供される。