SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

イントラプレナーズ・リアル

イントラプレナーの伴走者である「カタリスト型人材」が組織でのイノベーションを加速させる

「イントラプレナーシップ・カンファレンス2016」のエッセンス Vol.4

  • Facebook
  • X
  • Pocket

“経営陣の本気度”を示す「リーダーズ・アンビション」により組織の求心力を高める

 さらに、Ciscoの社内イノベーションプログラムInnovation Everywhere Challenge(IEC)では、Ciscoが注力するそれぞれのマーケット領域について、執行役員クラスの責任者から「リーダーズ・アンビション(野望)」と呼ばれる“野心的な未来”を発表する制度を取り入れている。しかも、堅苦しい戦略やKPIではなく、執行役員個人の思いやビジョンをストーリーとして語られるのだという。第2回でも紹介した「社員の50%以上が自発的に参加したという脅威の社員エンゲージメント」の背景には、社員を惹きつける魅力的なビジョンや経営陣の本気の姿勢があったのだ。

 急激な時代の変化への対応が求められる中で、個人の思いや自律性を重視したイントラプレナーシップの動きや外部との連携を加速させるオープンイノベーション型の取り組みは時代の要請とも言える。しかし一方では、コントロールしづらい「分散の方向」に力が働いていきやすい(私は組織的エントロピー増大と呼んでいる)流れでもあり、経営者の視点からすると事業フォーカスがブレたり、組織の結束が解体されていくのではないかとハラハラするはずだ。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
イントラプレナーズ・リアル連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

小林 泰紘(株式会社biotope)(コバヤシ ヤスヒロ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング