きっかけは妻の産休と自身のリハビリから
── 宮田さんの起ち上げたクラウド人事労務ソフトのサービスというのは、HR領域の中でも独自ですよね。
宮田:もともとモダンなSaaSのサービスが好きで、自分でもそういった開発をやってみたいなと思っていました。
労務手続きのクラウド化というビジネスに注力したきっかけは、私の奥さんが産休の時に自分で役所への手続きなどをやっているのを見て「大変そうだな」と思ったからです。世の中の会社はすべてそうなのか、と疑問に思ったのが最初の気づきでした。その後200社ぐらいヒアリングしたところ、どの会社も従業員の社会保険や雇用保険の手続きの煩雑さに大変困っていて、それを解決するするソフトウェアが何もないことがわかりました。