きっかけは妻の産休と自身のリハビリから

株式会社SmartHR 代表取締役
1984年 熊本県生まれ。大学を卒業後、IT企業でWebディレクターとして活躍していた会社員時代に難病を発症。完治の見込みは20%と宣告を受けるも、リハビリに専念し無事完治。社会保険のありがたみを身をもって感じる。その後、株式会社KUFU(現:株式会社SmartHR)を創業。経営者としては人事労務の煩雑さに課題を感じ、2015年にクラウド人事労務ソフト「SmartHR」を発案し、同年11月より提供を開始。現在、利用企業は5,600社にのぼる。
── 宮田さんの起ち上げたクラウド人事労務ソフトのサービスというのは、HR領域の中でも独自ですよね。
宮田:もともとモダンなSaaSのサービスが好きで、自分でもそういった開発をやってみたいなと思っていました。
労務手続きのクラウド化というビジネスに注力したきっかけは、私の奥さんが産休の時に自分で役所への手続きなどをやっているのを見て「大変そうだな」と思ったからです。世の中の会社はすべてそうなのか、と疑問に思ったのが最初の気づきでした。その後200社ぐらいヒアリングしたところ、どの会社も従業員の社会保険や雇用保険の手続きの煩雑さに大変困っていて、それを解決するするソフトウェアが何もないことがわかりました。