金属スクラップ、プラスチックのリサイクル、産廃物の処理等を行う東港金属のグループ会社であるトライシクルが正式リリースした「ReSACO」は、BtoBサーキュラー・エコノミー対応のプラットフォーム。企業は不用品をReSACO上で登録でき、写真を登録するとAIによって参考価格が算出される。出品企業は、売り手が価格を設定するフリマ方式、買い手が価格を提示するコンペ方式、業者が買い取るクイック方式を選ぶことができ、スクラップ買い取りや産業廃棄物処理も選択できる。
トライシクルは今後、リユースや廃棄だけでなく、リペア・リファービッシュ(整備)・リメイク・アップサイクル(付加価値の追加)にも対応するとしている。
トライシクル代表取締役CEOの福田隆氏は発表会で「市場規模17~18兆円とされている国内設備投資ですが、それにたいしてBtoB中古品市場は2~3000億円と、まだまだ伸びしろがあります。我々はIT技術を活用し、企業の廃棄物循環におけるインフラになっていきたいと思います」と話した。