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ABEJA 「SIX 2019」開催、新プラットフォームや量子コンピュータへの取り組みなど発表

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 ディープラーニングを使ってAIの社会実装事業を展開する株式会社ABEJAは、2019年3月4〜5日の2日間に渡り、東京・高輪にてAIカンファレンス「SIX2019」を開催し、「ABEJA Platform Accelerator」(α版)や量子コンピューティングプロジェクトなどの新たな取組を紹介した。

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AIの民主化に向けたプラットフォームを発表

ABEJA 代表取締役社長 岡田陽介氏

 本イベントにあわせ、AI開発の初期仮説検証が簡単にできる「ABEJA Platform Accelerator」(α版)が発表された。

 BEJA Platformとは、データの取得、蓄積、アノテーション(教師データ作成)、学習、デプロイ、推論、再学習といった事業のAI化に欠かせない工程を一貫して進めることができる開発プラットフォーム。2012年から培ってきたAI実装の実績・ノウハウをプラットフォームに提供し、これまで150社を超える企業に導入されている。

 今回の製品は、プログラミングなどの専門知識を要さずに、非エンジニアもAIの実装に欠かせない仮説検証を迅速・安価に進められるというもの。誰もが気軽にAIを使える「AIの民主化」に向けた一歩と位置づけているという。

サイバーエージェント、日立物流、ダイワロジテックなどとのAIによる協業推進

 サイバーエージェントとABEJAの共同出資によるCA ABEJAからは、「ABEJA Platform」上で、作成した広告クリエイティブの配信後の効果を予測するAIモデルをSaaSとして提供すると発表。

 さらに、日立物流とヒヤリ・ハット状態の検出を行うAIを共同開発し、危険運転自動検知システムとしてや関連会社等への展開することも発表。共同開発したAIモデルは、「ABEJA Platform」を基盤に、日立物流が提供するスマート安全運行管理システムとAPI連携を行い、2019年4月を目処に、提供開始を予定しているという。

 また、ダイワロジテックを新規引受先とした第三者割当増資を実施し、株式会社ダイワロジテックおよび大和リビングマネジメント株式会社との、業務提携に向けた具体的な検討を開始したことも発表した。

「ポストAI」を見すえた量子コンピューティング開発を開始

 プレス向けにおこなわれた会見で、同社代表取締役社長の岡田陽介氏は「ガートナーのハイプサイクルではAIは幻滅期、今後を見据えた非連続的な技術への開発投資をおこなう」と語り、次世代のテクノロジーの研究開発プロジェクト「ABEJA X」の第一弾として、量子コンピュータのソフトウェア開発に向けた研究に着手することを発表した。

 ABEJAが取り組むのはアニーリング方式の量子コンピューティング。この分野の一人者、大関真之・東北大学大学院情報科学院准教授を技術顧問に迎えたソフトウェア研究開発を進める。また、2019年4月設立予定の、研究機関や企業による「量子アニーリング研究開発コンソーシアム」(仮称)にも参画するという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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