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パーソル総合研究所、「APACの就業実態・成長意識調査」実施 日本の「はたらく意識」の特徴を明らかに

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 総合人材サービス、パーソルグループのシンクタンク・コンサルティングファームであるパーソル総合研究所は、日本を含むアジア太平洋地域(APAC)14の国・地域における就業実態・成長意識についてインターネット調査を実施した。

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■「APACの就業実態・成長意識調査」の要旨

1:上昇志向に関する日本の特徴

(1)管理職志向・出世意欲が低い日本

 現在の非管理職への調査では、日本は管理職になりたい人の割合が21.4%で、14の国・地域で最も低い。日本では積極的な管理職志向がない人は78.6%にものぼる。日本は出世意欲も最も低い。

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(2)自己研鑽しない日本

 勤務先以外での学習や自己啓発について、日本は「特に何も行っていない」が46.3%で、14の国・地域で最も高い。2位のオーストラリアと比べて24.8ポイントも差があり、断トツで自己研鑽していない。

(3) 起業・独立志向が低い日本

 日本の起業・独立志向は15.5%で最も低い。

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(4)職場の人間関係・休みやすさ重視の日本

 仕事選びで重要視する点について、日本は、1位=希望する年収が得られること、2位=職場の人間関係が良いこと、3位=休みやすいこと。「年収」は他国も1位ないし上位だが、「職場の人間関係」や「休みやすさ」は日本のみベスト3に入っており、独自の傾向が見られる。

2:ダイバーシティに関する日本の特徴

(1)ダイバーシティ受容度が低い日本

 日本は「女性上司のもとで働くことに抵抗はない」で最下位、「外国人と一緒に働くことに抵抗はない」で最下位、「年下上司のもとで働くことに抵抗はない」でワースト2。

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(2) 高齢でも働き続けたい日本

 日本は働き続けたい年齢が63.2歳で最も高い。

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3:転職に関する日本の特徴

(1)勤務先の満足度が低い日本

 日本は勤務先に関する満足度が低い。「会社全体」に満足している人の割合は52.3%、「職場の人間関係」は55.7%、「直属の上司」は50.4%、「仕事内容」は58.2%であり、これらすべて最下位だった。

(2) 勤続意欲は低いが、転職意向も低い日本

 今の勤務先で働き続けたい人の割合について、日本は52.4%で最下位。一方で、日本の転職意向は25.1%でこちらも最下位。勤め続けたいとそれほど思っていないが、積極的な転職も考えていない。

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(3) 転職で年収が上がりにくい日本

 日本は転職後に年収が上がった人の割合が43.2%と最も低い。日本以外はいずれも6割以上が上がっている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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