三井不動産のベンチャー共創事業部「31VENTURES(サンイチベンチャーズ)」とプロトスターは、日本橋にあるコワーキングスペース「31VENTURES Clipニホンバシ」で、ベンチャー支援に取り組んできた。2018年9月には東京の東側に集積する様々な産業を革新することに挑戦するベンチャー企業の日本橋への集積を促進し、支援していくことで、ベンチャー企業の爆発的成功と大企業のオープンイノベーションを同時に叶えていくプロジェクト「“E.A.S.T.” 構想」を立ちあげ、起業家や投資家を集めたイベントの開催などを行っている。
新プロジェクト「Swing-By」は、起業家としてチャレンジする知識・考え方を身に付けることができるコミュニティプログラム。事業アイデアを考え、仲間を集め、サイドプロジェクトからチャレンジし、軌道に乗った際は起業もしくは事業化するまでの支援を行う1年間のプログラム「Moonshot Program」と、すでに持っている能力を活かし起業家の仲間となるCxOを育成する「AWAKE Program」の2つのプログラムで構成されている。コミュニティへの参加条件は、社会人経験を持つ25歳以上の個人で、参加には審査がある。現在はコミュニティ参加者を受け付けており、12月上旬からコミュニティが開始する予定だとしている。
また「起業後のリスク」を考え起業を思いとどまることなく、チャレンジしていける環境を整えていくため、起業家が開発したサービス、プロダクトを積極採用する企業が起業経験者との協業を前向きに検討するなどの”Challenger First“の文化を醸成していきたいとしている。