今回登録開始した「ATTIVITA」は、クローズドな環境で、企業が質問してから24時間後に複数の弁護士から回答が得られ、その時々に合わせて最適な弁護士を探すことができるプラットフォーム。企業が気に入った弁護士にリクエストを送るとマッチングが成立し、両者の実名が公開される仕組みで、マッチング後は、弁護士とのメッセージのやり取りから予約調整まで一貫した相談サポートを受けることができるという。
このサービスによって、スタートアップに起こりがちな契約や企業法務に関する諸問題を短時間・低予算で解決するきっかけを作り、限られたリソースの中で本業に集中するためのリーガルサポートを提供する。
「ATTIVITA」は、Plug and Play Japanのアクセラレーションプログラム「Summer/Fall 2019」におけるFintechテーマに採択された。同プログラムにおいて、Plug and Play Japanに参画している20社以上のパートナー企業にヒアリングアンケートを実施。その結果、87.5%の大手企業が「ATTIVITA はベンチャー企業に必要なサポートだと期待している」と回答したという。
Plug and Play JapanでFintech Directorを務める貴志優紀氏は「先端技術や先駆的な事業モデルを有するスタートアップ企業にとって、判例のない法務相談に気軽かつスピーディに相談できる機会を提供する「ATTIVITA」のプラットフォームは事業成⻑を促す革新的なソリューションになるものと確信しています。弊社プログラムを最大限に活用し、様々な企業やメンターからのフィードバックをもとに、驚異的なスピードでサービス構築・精度向上を進めた「ATTIVITA」へは、今後のさらなる事業発展に大きな期待をしています」と話した。