新規事業開発やイノベーション創出を支援しているRelicと、マイナンバーカードを活用した次世代デジタルIDアプリ「xID」を提供するxIDは、両社の強みや特徴を活かし、日本企業のDX推進を加速することで日本経済の活性化と発展に寄与するため、業務提携契約を締結した。
業務提携の第1弾として発表したENjiNEにおける取り組みでは、xIDを本人確認手段だけでなく、ログイン手段としても活用予定で、利用者は生体認証のみでログインすることが可能となる。これにより、利用者は複雑なパスワードを入力する手間が不要になり、事業者にとってはなりすまし被害やパスワードリスト型攻撃を未然に防ぐ、よりセキュアなサービスを提供する。
両社は、インターネット上における本人確認・認証をより手軽に・安全に利用できる未来の実現を目指すという。また、今回第1弾として取り組む不動産投資型/融資型クラウドファンディングとの連携に留まらず、FinTech領域全般における本人確認/認証方法としての実装や利活用、既存のWEBサービスやスマートフォンアプリの新たなログイン・認証方法としての普及・浸透に加え、xIDを活用したDX支援や新規事業の創出など、多方面に展開していくとしている。