この調査は、日本の大企業のオープンイノベーション状況を俯瞰的に指標化することを目的に、一昨年から年に1回調査しており、今年が3回目。総合100位までのランキングや、スタートアップ全業界別ランキング(全20業界)及び、上位98社の回答項目間の類似性を相対的な距離で算出し、4象限(トップダウン変革型/ボトムアップ変革型、投資・ポートフォリオ志向/R&D事業開発志向)にプロットした「大企業イノベーティブ戦略ポジショニングマップ」も発表している。
今回の結果では、前回(2019)に続き、スタートアップ投資に積極的なKDDI、トヨタ自動車、ソフトバンクグループがトップ3を維持している。また、JR東日本、ソニーが昨年から順位を上げ、新たに5位圏内へ、凸版印刷、三井不動産が10位圏内へランクインした。