エネルギーと電力分野のオープンソース技術イノベーションを推進・維持するLinux Foundationの非営利団体LF Energyは、ソニーの子会社で、LF Energyの最新メンバーである、ソニー CSLとともに、再生可能エネルギーのピアツーピア配電を自動化するためのマイクログリッド イニシアチブ「Hyphae」を発表した。
Hyphaeは、地域で発電された再生可能エネルギーを自動的かつ効率的に直流グリッドで配電するソニー CSLの既存のソフトウェアAutonomous Power Interchange System(APIS)を交流グリッドに対応させることにより、マイクログリッドの耐障害性を高めることを目指すという。耐障害性を備えたピアツーピアのマイクロ グリッド エネルギー取引によって、最も遠隔地にあるコミュニティでも、大規模な発電所や配電網に接続することなく、エネルギーを自律的に蓄電・配電することが可能となる。