立教大学とNTT東日本は、AI技術と高精度3Dモデルによる、実在感・臨場感のあるバーチャルキャンパス空間を提供することで、新しい学びの環境構築・課題解決を図っていく。バーチャルキャンパスでは、学生・教職員がリアルな3Dアバターを操作し、臨場感のある仮想教室で講義・グループワークを実施し、人工知能を搭載したVirtual DroidがTA(ティーチングアシスタント)としてVR空間で活動することを目指し開発を進めていく。また、将来的には、3DCG化の対象を教室から大学全体へと拡大し、立教大学の歴史的な施設をバーチャルキャンパスとして再現することも検討するという。
立教大学とNTT東日本は今後、他の大学等への展開や、教育分野以外のバーチャルオフィス・バーチャル観光等、幅広い分野への発展について検討・検証していく。また、AI技術とネットワーク・プラットフォーム等を掛け合わせることで、自治体や民間企業・各種団体等とも協業の幅を広げ、産官学による高齢化社会を迎えての介護福祉分野での社会課題等、幅広い社会課題の解決に向けた共同検討・検証を進めていくとしている。