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「情報の整理整頓」の考え方

第4回

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情報は整理してスリムにする

 反対にわかりやすい情報とは、情報の構成要素が整理整頓された状態を指します。

 

わかりやすい情報イメージ図表2:わかりやすい情報イメージ

 では、情報の整理整頓はどのようなプロセスで行えばよいでしょうか?

 大きく「整理」と「整頓」に分けて考えます。

 まず、「整理」ではどのようなことを行うのでしょうか。

情報の「整理」はどのようなことを行うのか

 『代官山 オトナTSUTAYA 計画』(復刻ドットコム)に「整理」について次のようにあります。

 

 「整理」とはすなわち、いらないものを捨てるということだ。だからゴミが出なければ整理したことにはならない。そこで求められるのはジャッジする力。

 モノの整理について書いた内容ですが、情報の整理にも同じことが言えます。

 情報の構成要素を洗い出したら、その中から伝える必要のないものを取り除きます。

 会議の議事録であれば、議題(テーマ)に明らかに関係のない話(雑談)は不要なので取り除きます。

整理後の情報イメージ図表3:整理後の情報イメージ

 新商品を紹介するのであれば、管理上は必要な情報であっても、購入する人にとって不要な情報は取り除きます(たとえばどの工場、どのラインで誰が作業に当たったかなどの細かい情報)。

 何をまとめたいか・何を伝えたいか(廃棄の判断基準)がはっきりしていないと情報のスリム化はうまくいきません。

次のページ
情報は整頓して取り出しやすくする

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この記事の著者

ビジュアルシンキング 櫻田(ビジュアルシンキング サクラダ)

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