「ClassCat Cloud Enterprise Edition v4.12」は、企業の情報システム部門や中堅/中小企業(SMB)が容易にプライベートクラウドを導入・活用することを可能とする、オールインワンなプライベートクラウド・ソリュション「ClassCat Cloud」シリーズの最新製品。
プライベートクラウドの導入コストのハードルを大幅に下げて運用管理を容易にするために、SoftLayerクラウドの提供するベアメタル(物理占有型サーバ)上の利用に最適化して提供する。ベアメタル1台からでも構成可能になっている。
SoftLayer上のマネージドサービスとして提供されるためインストールや導入の手間がかからない。
IaaSクラウド基盤には、OpenNebulaを採用。欧州を中心に十分な実績がある、フリーでオープンソースなクラウド・ソフトウェアスタック。
「ClassCat Cloud Enterprise Edition v4.12」は、OpenNebula最新ステーブル版 4.12(開発コード Cotton Candy、3月11日リリース)を採用している。仮想化技術は、Linux標準装備のKVMハイパーバイザを利用している。
この製品は、クラスキャットが独自に開発した Web管理ツール「ClassCat Cloud Manager」を標準装備している。OpenNebulaが提供する機能を統一された操作性でブラウザから一元管理することが可能。
また、動作検証済みの各種アプリケーションが「ClassCat Cloud Readyプログラム」により仮想アプライアンスとして提供される。
この製品「ClassCat Cloud Enterprise Edition v4.12」上で動作するクラウドストレージ・サービス「ClassCat CloudStorage for Container」のサービス提供も併せて開始する。
ファイル共有も簡単にできる同期型のオンラインストレージで、ユーザ数に制限はないため、セキュリティを重視したい企業ユースに適しているという。WindowsやLinuxデスクトップからワンタッチでアタッチ可能で、スマートフォン用のアプリケーションもオプションで利用することができる。
クラウドストレージ・サービス「ClassCat CloudStorage for Container」は、Dockerイメージで提供されDockerコンテナで動作する。
Dockerは、Linuxコンテナを手軽に扱うことができるオープンソースの管理ツール。Linuxコンテナは、ハイパーバイザ型とは異なる仮想化技術の1つで仮想マシンの代わりにコンテナと呼ばれる隔離された仮想環境が利用される。
このコンテナは、軽量な仮想化技術でオーバーヘッドが小さいために起動が高速でさらにセキュリティ上、高い堅牢性を保持することができる。
「ClassCat CloudStorage for Container」は、Dockerベースで運用されるので、独立したサービスとして(IBM SoftLayer以外の)どのような環境でも簡単にサービス配備できる。
クラスキャットでは、Dockerコンテナ対応サービスを順次拡充していく予定で、「ClassCat CloudStorage for Container」によるクラウドストレージ・サービスについてもDockerが利用可能なパブリッククラウド(Microsoft Azure、Amazon EC2)上でのサービス展開を近日中に予定している。