いすゞ自動車と伊藤忠商事は、いすゞグループの新車周辺事業領域を取り巻く環境変化への対応を強化するため、リース事業を行う「いすゞリーシングサービス」と、中古車流通事業を行う「いすゞユーマックス」の株主構成を、いすゞ自動車販売51%、伊藤忠商事49%とすることで合意した。
両社は、国内商用車市場を取り巻く中長期的な人口減少などの社会課題、CASEの社会実装・普及やカーボンニュートラル社会の実現に向けたLCA(ライフサイクルアセスメント)観点での取り組みなどに対応し、いすゞリーシングサービスといすゞユーマックスを、新車周辺事業領域における新たな取り組みを行う会社と位置づけた。
今後は、新車のリース事業や中古車流通事業など、新車販売にとどまらない領域において、いすゞの商用車事業での経験と伊藤忠商事の全社横断的なノウハウをともに活用しながら、国内商用車市場のニーズに応じた取り組みを推進していくという。