aipassと東京ガスは、資本業務提携を締結し、共同で新規事業の検討を開始すると発表した。新規事業の検討の一貫として、Experience System「aipass」と帳票電子化ツール「JoyCoMES Re(ジョイコメスアールイー)」のシステム連携に取り組み、様々な事業者の環境・データ経営を推進していくという。
両社は、2021年3月に業務提携を開始してから、両社の持つケイパビリティを相互に活用することで、宿泊・旅行業界を中心とした事業者の経営支援を推進してきた。今回の資本業務提携では、宿泊・旅行業界に留まらない様々な事業者の環境・データ経営の推進を目的として新規事業の検討を開始するとしている。
また、aipassとJoyCoMES Reの連携により、今まで紙やExcelベースで管理していた帳票類をaipass上で管理できるようになり、現場作業や事務処理の効率化が実現できるほか、迅速かつ適切に経営判断ができる体制の構築が可能になるという。
なお、JoyCoMES Reは、既存のExcel帳票を基にタブレットなどの操作画面を構築し、帳票への直感的な入力を可能とする帳票電子化ツール。aipassは、「UX(旅行者)とEX(従業員)」それぞれの体験を設計、最適な機能を提供することで、経営課題を解決しDXを支援するシステム。