電通とエンジョイワークスは、空き家・遊休不動産再生の分野において業務提携したと発表した。
同提携に伴い両社は、空き家の中でも全国の使われていない「蔵」のリノベーションに注目したプロジェクトを開始。蔵を一棟貸しの宿泊施設としてチェーン展開するブランド「The Bath & Bed」を立ち上げ、既に運営を開始している神奈川県三浦郡葉山町の他に、富山県中新川郡立山町、長野県上高井郡小布施町、長野県南佐久郡佐久穂町の合計3ヵ所の蔵のリノベーション案件を推進するとのこと。その際の各案件の参加募集および資金調達は、空き家・遊休不動産再生のためのWebサービス「ハロー!RENOVATION」や購入型クラウドファンディングなどの活用を予定しているという。
電通は、プロジェクトのコンセプト作りやビジネス戦略立案の他、The Bath & Bedブランドの育成とIP(知的財産)を活用したサービス開発などの付加価値作りを担うとしている。