大林組は、自律作業ロボット(AMR:Autonomous Mobile Robot)や自律化・省力化ソリューションを提供する新会社「PLiBOT(プライボット)」を設立し、9月から事業を開始した。
PLiBOTは、人とロボットが協働する持続可能な社会の実現を目指し、以下2点を実現することで、初期投資を抑えつつ事業所ごとの課題への対応を可能にするという。
- AMR同士を1つの統合制御プラットフォーム「PLiBOT」につなげ、一元管理する
- 顧客所有設備も同プラットフォームにつなげ、連携管理する
また、運搬だけでなく清掃や警備など多様なタイプのAMRをラインナップとして準備することで、顧客の課題に寄り添ったソリューションを提供するとしている。なお、「PLiBOT」は、BlueBotics社(スイス)とパートナー契約を締結し、同社のナビゲーションシステム(ANT)が搭載されたAMRと、建物設備を連携して制御できるよう改良したもの。
新会社の概要は以下のとおり。
名称
PLiBOT株式会社
資本金
2.5億円
本社
東京都葛飾区青戸3-2-2
代表者
佐藤正明(さとうまさあき)氏
会社設立日
8月26日
業務内容
- ソフトウェア(プラットフォーム)販売
- AMR販売
- AMR受託開発インテグレーション
- 保守メンテナンス
- 物流DXコンサルティング
- その他パートナー企業商品販売