三菱地所は、グループ会社を含む全ての社員(約1万人)を対象としたDX人材育成プログラム「MEDiA(MEC Digital Academy)」を開設し、研修を開始する。
同社は、これまで実施していたデジタル領域の研修を対象範囲・講義内容ともに拡大・再編。全グループ社員の知見を高めるとともに、それぞれの担当業務の中でデジタル技術を活用し、顧客に新しい価値やUXを提供するほか、自らの業務変革・効率化や、データに基づいた事業・経営判断への活用などを目指すという。
また、DXに限らず、各事業に関する不動産を中心とした知見を全社で共有するため、新たにオンライン研修プラットフォーム「MEC ACADEMY」を新設。DX人材育成プログラムMEDiAについても、MEC ACADEMY上で展開するとしている。
概要は以下のとおり。
MEDiA
- 開設時期:2022年10月
- 対象:グループ各社を含む全社員(約1万人)
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内容:「基礎」「実践」「発展」編からなる5つのコンテンツで構成※随時新コンテンツを追加予定
【基礎編】デジタルマーケティング(デジマ)研修
【実践編】デジマ研修、データ分析講座、DXオンライン講座
【発展編】ブートキャンプ
MEC ACADEMY
- 開設時期:2022年9月
- 対象:三菱地所社員※グループ各社の利用については今後検討
- 目的:人事部主催のOJTや階層別研修のほかに、各部で企画・開催し蓄積されている研修コンテンツを全社で共有し、将来に向けて承継していく。不動産物件の各事業フェーズにおける基礎的な知識を全社員が習得し、経理や法務、DXに関わる知識も合わせて身に付けることにより、全社員の業務遂行・推進力を向上させる
- 内容:各社員の研修申込手続き、オンラインでの研修受講、各社員の受講履歴管理、研修資料や動画コンテンツのアーカイブ保存を一元的に行うオンラインシステム