日鉄ソリューションズ(以下、NSSOL)と鹿児島県志布志市は、市職員のDXマインド醸成、情報リテラシー向上およびデジタル人材の育成に関する「包括協定」を締結。具体的な取り組みとして、職員参加型のデザインプロセス獲得ワークショップを開始した。
志布志市では、これまで、個人番号利用端末への生体認証装置の取付など、高度化する情報化に対応し、ICTを利活用した市民サービスの向上や行政の効率化を行ってきた。2021年8月には「志布志市デジタル化推進計画」を策定し、以下3つのビジョンを掲げており、それらを実現するために、ICT重点施策を軸に対応しながら横断的に施策を推進している。
- 市民本位のサービス提供による市民満足度の向上
- 健全で計画的な行政運用の実現
- 市民との協働による継続的な発展性のあるまちづくりの推進
今回の協定において、NSSOLのDX知見・公共知見を駆使し、職員のDX人材化の推進デザイン思考による市民本位のサービス提供に足りうる人材の育成に取り組むという。
NSSOLが持つ公共特有のノウハウを生かし、職員参加型のワークショップを実施することで、職員自らデザインプロセスに則った課題の解決やサービス構想の立案など、業者に頼ることなく内製文化の醸成へつなげるとしている。