SkyDriveと東陽テクニカは、サポーター契約を締結し、東陽テクニカの計測機器やシステム構築におけるスペシャリストがSkyDriveに出向する形で、12月より協業を開始した。
SkyDriveは、2019年に「空飛ぶクルマ」の有人飛行に成功し、現在2人乗りの機体を開発している。2025年には大阪ベイエリアにおいて、空飛ぶクルマを利用したサービスの開始を目指しているという。
東陽テクニカは、情報通信や次世代自動車開発、環境エネルギー、EMC(電磁両立性)、情報セキュリティなど、様々な事業分野で計測ソリューションを提供し、脱炭素社会を実現するための技術開発や評価試験を支援。今回、事業を通して培った知見や技術を活かし、エアモビリティ産業における安全性の確保やインフラ整備を目指すとしている。
SkyDriveは今後、空飛ぶクルマの実用化に向けて、東陽テクニカから操縦性や乗り心地などの性能をはじめ、振動騒音、安全性や耐久性などにおける研究・開発に使われる計測と解析、実験データの管理に関する機器やソリューションを提供してもらい、エアモビリティ社会の実現を目指していくという。