日立グローバルライフソリューションズ(以下、日立GLS)とサイフューズは、MetaTech(AP)(以下、メタテックAP)および台湾日立アジアパシフィック(以下、THAP)とともに、再生医療分野の発展に貢献するため、台湾地域での協業を行う検討を進めることについて合意し、基本合意書を締結した。
サイフューズは、日立GLSと2020年から、再生・細胞医療分野における再生医療等製品の新たな製造設備モデルの構築・運営の共同開発を推進。また、メタテックAPとTHAPは、複数のファンドや企業とともに、再生医療用細胞の製造・販売を行う合弁会社を2020年に設立し、再生医療事業で連携している。
同基本合意は、再生医療の発展に貢献するための取り組みを台湾地域においても行うことを目的に、4社のパートナーシップを拡大させる戦略により実現したもの。今後、日立グループの持つ技術・ソリューション、サイフューズの持つバイオ3Dプリンティング技術を用いた再生医療、メタテックAPの持つ技術および台湾地域の医療関連企業とのネットワークなどにより、再生医療分野のニーズに対応。台湾地域の住民に向けた再生医療への貢献を目指すという。
なお、今回の基本合意書は、今後の協業の方向性を確認するもの。具体的な協業内容などについては、今後、当事者間で個別協議を行って決定するとしている。