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ブランディングテクノロジー、「マーケタータイプ診断」をアップデート 未来のCMO見極めなどに

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 ブランディングテクノロジーは、Mierbaと、マーケターの育成、定着における組織とのミスマッチを無くすことを目的に、共同で「マーケタータイプ診断」のアップデートを実施しリリースした。

 昨今のマーケターの求人市場では売り手市場が続いており、年収も上昇傾向にある。マーケター採用の難度は年々高まり、優秀な人材を確保するのは困難な状況だという。また、何とか採用できたとしても、組織やカルチャーとのミスマッチ、キャリアパスや評価制度などの問題から離職してしまうケースも少なくないとしている。

 同社はこのような背景から、いきなり採用を検討するのではなく、まずは社内でマーケターの育成が出来ないかを検討するべきだと考えているという。しかし「育成候補をどのように選べば良いか」「どう育成していけば良いか」というのは、事業フェーズや組織、人材によって正解が変わってくる。

 これらを感覚的に判断するのではなく、データに基づいた客観的な判断から、組織でマーケティングを最大限機能させるために「マーケタータイプ診断」を開発したとしている。人材のスキルを可視化する「Mierba Test」を提供しているMierbaと協力することで、設問設計や診断プロセスの精度を向上しているという。

 マーケタータイプ診断は、対象者へのアンケートから思考性や得意領域からマーケターとしてのタイプを導き出すという。タイプは以下の4つに分類されている。

  1. 経営者タイプ:売上・利益を成長させる戦略プランを描き、実行する
  2. コンセプタータイプ:新しいコンセプトを組織に持ち込み、過去の慣習を変革する
  3. オーガナイザータイプ:持続的に成長する組織の仕組みをつくる
  4. ハッカータイプ:特定のチャネルをハックし、事業成長させる

 マーケターとしてのタイプを知ることで、未来のマーケティング責任者であるNextCMOの見極めや適切な人材配置、キャリアアップ、スキルアップの方向を見定められるとしている。また、マーケター以外の職種の人にもアンケートを実施することで、潜在的なマーケター候補の発掘にも活用できるという。

マーケタータイプ診断の分布図
マーケタータイプ診断の分布図
[画像クリックで拡大表示]
マーケティングに関する組織傾向
マーケティングに関する組織傾向
[画像クリックで拡大表示]

 なお、マーケタータイプ診断は、タイプの可視化を目的とした診断コンテンツではなく、目的はあくまで診断結果をもとに「組織でマーケティングを機能させる」ことにある。NextCMOを見極めるだけでなく、メンターによる育成プログラムの実施や、マーケティング戦略と計画策定までハンズオンで伴走していくと述べている。

マーケタータイプ診断の流れ
  • 事前ヒアリングを実施
  • アンケート対象者の選定
  • アンケート実施
  • 診断結果から人材や組織の特性を把握する
  • Next CMO⼈材定義・理想の組織定義
  • Next CMO育成プログラム実施
  • マーケティング戦略と計画策定

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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