Hondaは、SCSKと、ソフトウェア開発に関するパートナーシップに基本合意した。
Hondaは、ソフトウェア開発のシームレス化と高速化ができる体制を構築すべく、同パートナーシップの基本合意書を締結。Hondaが持つシステム制御技術や安全制御技術と、SCSKが持つIT技術を持ち寄り、次世代における競争力のあるソフトウェアデファインドモビリティ製品・サービスの開発を目指すとともに、ソフトウェアエンジニアの継続的な育成に取り組むという。
同パートナーシップに基づく両社の協業内容は、以下の領域におけるソフトウェア開発だとしている。
- 次世代電子プラットフォームのオペレーティングシステム
- 電動パワートレーン
- 先進安全、自動運転
- IVI(インビークルインフォテインメント)
また、同パートナーシップに基づき、両社は以下の検討を行うという。
- “協働”開発:両社で開発に取り組みながら、人材交流ができる「協働開発オフィス」の設置
- ソフトウェアエンジニアの育成:両社の強みを生かした人材育成施策の推進
- 新たな価値創造に向けた取り組み:ソフトウェアデファインドモビリティに対応する開発プロセスや新たな開発用ツールの共同開発など“
なお、SCSKは、同パートナーシップに基づき、Honda向けのITエンジニアを2030年までに1,000名規模に増員する予定だとしている。