DATAFLUCTは2026年2月16日、企業が蓄積する膨大な非構造化データや暗黙知を活用し、AIが自律的に業務を遂行する自律駆動型AIエージェント「Airlake Copilot Agents」の提供を開始した。

従来の生成AIやチャット型AIは、一般的な質問への回答や定型業務の支援には対応していたが、企業ごとの独自判断や実行まで自律的に担うことは困難だった。また、社内には構造化されていない音声・図面・手書き書類など大量のデータが眠っている現状があった。
「Airlake Copilot Agents」は、これらの非構造化データを独自技術によって構造化。AIエージェントが「調べる・まとめる・実行する」を一気通貫で担い、ブラウザ作業やレポート作成など専門業務を自律的に実施する。APIのない社内システムとも既存環境のまま連携可能で、作業自動化の範囲が広がっている。さらに、外部データと社内データを組み合わせて高度な処理を行うこともできる。
主な特徴は4点ある。
1つ目はAIエージェントが業務全体を横断し実行できる点だ。画面操作・データ収集・情報整理からレポート化までをすべて自動化する。
2つ目は、自律型オーケストレーションで、単純な言葉による指示でもAIがタスクを分解し、複数AIが連携して業務を完遂する。
3つ目は、イベント駆動型ワークフローで、指定条件や時刻をトリガーにAIが能動的に業務を開始。例えば、朝には最新のレポートが完成しているといった自動化を実現できる。
4つ目は、AIエージェント同士が協働することで、長時間かつ複雑な業務も継続してバックグラウンド処理が可能となる点である。
この仕組みにより、定例レポート作成や市場・競合調査の効率化、ナレッジ継承による属人化の解消、業界特化エージェントによる意思決定支援などさまざまな業務領域での生産性向上が見込まれる。
今後の展開として、2026年秋には業界別テンプレートの提供を予定しており、各社の固有知識を反映した自社専用エージェントの構築を効率化する。2026年末までに、月間6,000件の自動実行プロセスの確立を目指す。
執行役員 兼 AIエージェント事業部長の杉井雄汰氏は、「Airlake Copilot Agentsは業務文脈を理解し自律実行する“副操縦士”として設計している。AIと人が協働する新たな業務運用を推進し、日本企業のDXを加速していく」と述べている。
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