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ビービット、ネオファースト生命保険に「UXグロースOps」を導入 アプリ利用登録率が2倍以上に

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 ビービットは、ネオファースト生命保険(以下、ネオファースト生命)がデジタル接点の成果創出ソリューション「UXグロースOps」を導入し、同社が提供する健診結果改善サポートアプリ「Neoコーチ」のアプリ利用登録率が2倍以上に改善したと発表した。

「なりたい自分」になるための行動変容から経済的リスク対応までを支援する「Neoコーチ」

 第一生命保険グループのネオファースト生命は、従来からの「リスクに備える」保険サービスの提供だけでなく、その前の段階である「リスクを把握・理解」し、「リスクを抑制する」といった顧客の一連の体験を重視した支援に取り組んでいるという。

 2022年7月にリリースされた健診結果改善サポートアプリであるNeoコーチは、 生活習慣の改善に向けた一人ひとりのライフスタイルに合わせた取り組みの提案やコーチングを行うサービス。「健康診断の結果を改善したいが何をしたらいいかわからない」「取り組みがなかなか継続しない」などといった悩みに対し、ヘルスコーチング技術を活用して、ユーザが自らの健康をコントロール・改善するプロセス(ヘルスプロモーション)を支援していると述べている。

 また、健康診断結果から判明するリスクの状況に応じてカスタマイズした保険プランをアプリ内でシームレスに提案することで、経済的なリスク対応支援を行う、新しい生命保険ビジネスモデルに挑戦しているという。

入力すると、個々人のリスクや改善点に関するアドバイスを提示(画像左)。専属ヘルスコーチ「ウェル美」とのトークで日々のチャレンジを記録しながら(画像中央)、健康増進に関するコンテンツ記事も読める(画像右)[画像クリックで拡大表示]
入力すると、個々人のリスクや改善点に関するアドバイスを提示(画像左)。専属ヘルスコーチ「ウェル美」とのトークで日々のチャレンジを記録しながら(画像中央)、健康増進に関するコンテンツ記事も読める(画像右)
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体験価値を磨き続ける「UXグロース」への挑戦

 Neoコーチは、開発時からユーザ視点でのシンプルな使いやすさにこだわって作られたという。多くのユーザに日常的に使ってもらうためには、アプリリリース後も継続してユーザ体験の改善を続けること(UXグロース)が必要不可欠だが、これまで保険業を営んできたネオファースト生命にとっては初めての挑戦だったとしている。

 UXグロースOpsは、UX改善によって企業のデジタルサービス(アプリやWebサイトなど)の利用継続率を向上させ、LTV最大化を実現する業務支援サービス。UXグロース活動の全プロセスの伴走から定期的なレポーティングまで、UXのプロフェッショナルによる支援メニューを用意しているという。

 今回ビービットは、継続的な成果創出を目的にNeoコーチのユーザ体験に関する具体的な提案を行いながら、ネオファースト生命が自社でUXグロースのPDCAを回せるようナレッジ蓄積の支援をしていると述べている。

今回の支援内容

UXグロース業務の構築・伴走支援

  • 追うべき成果指標(KPI)および効果測定方法を整備
  • 複数の改善テーマを設定し、月1回ほどのペースでUXのプロフェッショナルが課題分析し具体的な改善策を提案
  • ユーザ行動観察調査によって利用者の課題を深掘りし、理想的なユーザシナリオの精緻化を支援

UXグロース業務のナレッジ蓄積支援

  • 伴走支援およびレクチャーを通じて、ネオファースト生命社内のUXグローススキル向上・業務定着を支援。
「USERGRAM(ユーザグラム)」の導入・運用支援
  • ビービットが提供するユーザ行動を計測・分析するクラウドサービス「USERGRAM」を導入し、一人ひとりのアプリユーザの行動データの可視化を実現

アプリ利用登録率が2倍以上に改善

 UXグロース活動の初期実践フェーズを経て、初期登録に必要なステップ数を減らすなどの改善案を実装した結果、当初の課題であったアプリダウンロード後の登録率が2倍以上に改善されたという。

 ネオファースト生命は、アプリ利用の体験を通じて生まれる保険検討のニーズへ最適な対応を行うことで、一連のユーザ体験を深めていくことを目指していると述べている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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