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IGS、World ID連携の予測市場プラットフォーム「Signals」β版を発表

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 2026年3月16日、IGSは、予測市場プラットフォーム「Signals(シグナルズ)」β版の提供開始を発表した。Signalsは、World ID認証による参加者の人間証明技術を活用し、不正参加やBOTを排除したうえで実在する個人のみが参加できる予測市場を実現するサービスである。

 このプラットフォームは、複雑化する社会環境の中で組織が抱える「意思決定の精度向上」という課題に対応するために開発された。インターネット調査における省力回答やバイアス、組織内の同調圧力、そして個人の「予測力」の不可視性といった課題を同時に解決することを目指している。

 Signalsの特徴は主に3点ある。1つ目は、Tools for Humanityが提供するWorld IDとの連携による人間証明である。これにより、実在するユニークな個人だけが厳格に認証される仕組みとなっている。2つ目はゼロ知識証明によるプライバシー保護で、個人情報をIGSに明かさず匿名で参加できる。3つ目は正確な予測を促すインセンティブ設計で、不正確な予測を排除し集合知の精度を高める仕組みになっている。なお、金銭や換金性のある資産を賭ける形態ではなく、国内の法規制に準拠した意思決定支援ツールとなる。

 Signalsはこれまで企業内などクローズドな環境での運用実績があるが、今回正式に法人・一般向けの社会実装を進める。β版提供開始にあわせて、以下の3社がパートナーとして参画し各領域ごとの実証検証を行う。

 三菱UFJ銀行は採用領域で予測市場を活用した能力評価の新手法を検証する。アクシスコンサルティングはコンサルタントの「予測判断力」を可視化し、従来測れなかった人的資本指標の可能性を探る。スカパーJSATはメディア・エンタメ領域において、コンテンツヒットの予測やファン熱量の可視化にSignalsを活用し、マーケティングの高度化を目指す。

 IGSは、今後は条件付き市場やSBT(Soulbound Token)を活用した個人の予測実績・判断力の記録も検討する。これにより、蓄積された「予測力」を多様な場面で活用できるポータブルな人的資本指標とし、採用・評価領域などでの活用拡大を目指している。

 サービスの詳細や参加方法は公式サイト(https://lp.signals-market.net/)で公開されており、企業・法人による導入はもちろん、一般のユーザーも予測への参加が可能だ。

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