デジタルガレージ(以下、DG)は、同社事業所であるデジタルゲートビル内にてWeb3.0特化型会員制スペース「Crypto Cafe & Bar(クリプト・カフェ&バー)」を開設し、「Crypto Cafe & Bar DAO」の設立を見据え、DAOモデルを実証するための取り組みを開始すると発表した。
Crypto Cafe & Barは、研究組織Digital Architecture Labが運営するWeb3.0特化型の会員制コミュニティ/コワーキングスペース。NFTを会員権とし、日中はコワーキングスペース、夜はBarとして営業し、NFT会員権の保有者同士をつなぐハブとなるという。
Crypto Cafe & Barの企画、システム構築には、DGグループ会社で金融サービスやWeb3.0サービス事業を展開するCrypto Garage、同じくグループ会社で決済事業を手がけるDGフィナンシャルテクノロジーが協力。ブロックチェーンソフトウェア開発企業のフレームダブルオーが提供するClubsを活用し、暗号資産「MATIC」や法定通貨のカード決済に対応したNFT会員プログラムを導入している。
Crypto Cafe & Barの開設にあたり、Crypto Cafe & Bar DAOの設立に向け、DAOモデルを実証するための取り組みを開始し、実際に体験できるとのこと。DAO法人の設立、DAO組織にあったガバナンス体制の構築、Web3.0ツールを活用したイベントの開催など、様々な実験や取り組みを計画しているとした。
また、実証実験のための最初の取り組みとして、Crypto Cafe & Bar DAOのメンバーシップNFTを販売。同NFTによりCrypto Cafe & Barへのアクセス権に加え、将来的にはCrypto Cafe & Bar DAOの意思決定権を有し、Crypto Cafe & Barの一部所有権の付与も予定しているという。