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NTTとブリヂストン、共同研究を加速へ 両社の技術を活かせる3つの共創テーマを選定

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 日本電信電話(NTT)とブリヂストンは、両社のビジョン実現に向け新たな社会価値、顧客価値の創造を目指し2022年より協業を開始しており、今回、両社の技術の強みを活かした共創テーマとして、「デジタルツイン」「サステナビリティ」「タイヤを介した環境及び人にやさしい街づくり」の3つをテーマ選定し、取り組みを開始した。

 両社は、各社が掲げるビジョンの親和性が高く協調できる領域が多いことから、その実現に向け共通して解決すべき社会課題を抽出し、新たな社会価値、顧客価値の創出にむけて技術共創を行うことに合意。2022年7月より検討に着手してきたという。この中で、技術シナジーが生まれる領域について議論を重ね、2024年2月より「デジタルツイン」「サステナビリティ」「タイヤを介した環境及び人にやさしい街づくり」の3つのテーマを選定し、各テーマにおける共同検討を進めていくと述べている。

取り組みの概要

デジタルツイン

 人々が時間や空間にしばられずに高い創造性をもって行動できる社会実現を目標とし、誰もがリアルとサイバーの融合による価値を享受できる環境実現を目指す。この取り組みでは運動を対象とし、フィジカル面での特徴・特性、モノの微細な性質に対する暗黙知や、メンタル面での意識を含めた状態をデジタル化し他者に伝え再現することで、誰もが価値を享受できるデジタルツイン技術を実現するという。

サステナビリティ

 人々が生活する地球を大切にする社会実現に向け、限りのある資源を最大限に活用する製品ライフサイクルの実現を目標とし、簡易で信頼性のある方法で製品の材料の識別を行うことで、循環型社会への貢献を目指すとしている。

タイヤを介した環境及び人にやさしい街づくり

 モビリティ領域での安心・安全・快適な社会実現を目標とし、搭乗者に伝わる振動などの車両に対するセンシングや、人に対するセンシングで得たデジタルデータを活用し、誰もが車で快適に移動できる環境実現を目指すという。

各社の役割や活用するコア技術

  • NTT:センシング、および分析技術から得られる知見の提供
  • ブリヂストン:ゴム・タイヤ開発の知見やモビリティ/タイヤデータの提供、共同開発技術の実証フィールドの提供

今後の展開

 テーマごとに共同実験を推進し、2024年からは可能な領域から順次社会実装を始め、新たな技術・価値の創出を目指すと述べている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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