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大成建設、心理学的効果と連携した新たなワークプレイス設計手法を開発 働きやすい執務空間を創出

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 大成建設は、京都工芸繊維大学 仲隆介名誉教授、東洋大学 戸梶亜紀彦教授の監修のもと、オフィスなどで働く人のありたい姿の実現につながる心理学的効果と連携した建築空間計画のメニューから、最適な執務空間を設計できる新しいワークプレイス設計手法「ナッジデザイン」を開発した。

 同設計手法の適用により、様々な心理学的効果と連携した空間設計が可能となり、創造性や生産性が高く、働く人のありたい姿に直結する働きやすい執務空間の創出を実現。個々のワークライフバランス向上が期待されるという。ナッジデザインの特徴は以下のとおり。

  • ありたい姿の実現に必要となる心理学的効果から空間計画の検討が可能:ありたい姿の実現に必要となる様々な心理学的効果とワークゾーンや座席・間仕切りの配置、打ち合わせコーナーのレイアウトなどの建築空間とを関連付けたメニューから、ニーズに合致する項目を選択することで、最適なワークプレイスを創出。これまで曖昧だった空間計画における働く人の行動にもたらす効果が事前に明示されるため、適切なデザインを選択可能
  • 空間の効果検証により竣工後・供用後の効果的な改修が可能:KPIに基づく効果測定方法により、その空間に求める効果が設計段階で具体化される。竣工後あるいは供用後もその効果測定を継続して行えるため、ありたい姿の実現に向けて効果的なリニューアルが可能
ありたい姿の実現を可能とするナッジデザインの事例(各種効果)<br/>[画像クリックで拡大表示]
ありたい姿の実現を可能とするナッジデザインの事例(各種効果)
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ナッジデザインを活用した課題解決までのワークフローイメージ<br/>[画像クリックで拡大表示]
ナッジデザインを活用した課題解決までのワークフローイメージ
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 同社は今後、ワークプレイスに限らず様々な用途の建築空間設計に際してもナッジデザインを活用し、顧客のニーズに直結した最適な建築空間の提供に取り組んでいくとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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