グッドパッチは、グロービス経営大学院(以下、グロービス)と共に、新科目「デジタル・プロトタイピング」を共同開発した。
本科目は、グロービスのMBAプログラム受講生および卒業生に向け、2024年度7月期より開講。実践的体験として、デザイン思考とプロトタイピングのプロセスの理解を促すものだという。
グッドパッチは、本科目で受講者がデザイナー視点やデザインのアプローチを学ぶことで、実務への応用力向上を目指しているとした。
新科目「デジタル・プロトタイピング」とは
グロービスでは、2025年度にMBAプログラム「テクノベート*1 MBA(TMBA)」「エグゼクティブMBA(EMBA)」の開講を予定。
今回、共同開発を行った「デジタル・プロトタイピング」は、テクノベートMBAプログラム開講に先駆けて新設する科目だという。
本科目では、グッドパッチのUXデザイナーやディレクター、グロービスの教員が協働で講師を務めるという。受講生はFigmaを使用し、アイデアのビジュアル化とプロトタイプ作成のスキルを学べる。
まずデジタルデザインの基本原則とFigmaの基本機能を学び、その後ショートケースをもとに、実践的な演習を行うという。演習で扱う問題は、リサーチしやすく広く一般的に需要があるものを提示されるという。
科目概要
- 開講月:2024年7月
- 場所:グロービス経営大学院 東京校
- 受講対象:グロービス経営大学院 本科生・卒業生/GDBA卒業生
- 定員:25名
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各回のテーマ:
- Day1 プロトタイピングの全体像、調査の実施とコンセプト設計
- Day2 コンセプトの具体化
- Day3 シナリオの具体化とプロトタイピング
- Day4 プロトタイプを⽤いた検証
- Day5 検証結果を⽤いたプロトタイプの改善
- Day6 サービス案とプロトタイプの発表