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再現性のあるイノベーション経営の型

ISO56000シリーズの誤解と本質──効率経営からイノベーション経営へ移行する組織デザインとは?

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日本企業にとっての知識創造理論とISO56000シリーズ

 さて、ISO56002に基づいて作成したIMSコンパスを今一度見ていただきたい。イノベーションというのは「試行錯誤するという仕事である」が、IMSコンパス上からは、いわゆる失敗も失敗でなく、ポジティブフィードバックとしてシステムのインプットとして捉えることが重要だ。

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 イノベーションはルールを超えるところに鍵がある。世界はイノベーションの理解と実践を通じてこのフレームワークを生み出したと言える。ISO56000におけるイノベーション活動はその典型であり、「機会の特定」から「ソリューションの導入」まで、ウォーターフォール型でなく、いわばアジャイル、非線形的な知識創造プロセスが提示されている。言うまでもなく「知識創造理論(SECIモデル)」は日本発の世界で認められたイノベーション理論だ。著者はこのISO56000を単に海外の機関が制定したルールではないと考えている。

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この記事の著者

紺野 登(コンノ ノボル)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

尾﨑 弘之(オザキ ヒロユキ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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