翔泳社ビズジン編集部は、10月30日(水)に「Biz/Zine Day 2024 Autumn データとデザインによる両利きの経営」を大崎ブライトコアホールで開催する。
注目セッション1:なぜトヨタでは「デザイン人財」を育成するのか
■クロージングセッション:トヨタのDXにおける「デザイン人財の育成」
トヨタは「DX推進」において、顧客や従業員に対して「良い体験を提供すること」が必須だとしています。そのための施策として、既存人財からデザイン人財へのリスキリングを意図して、デザイン研修を行っています。
それが「デザインブートキャンプ」(デザイン人財研修)と「デジタルバッジ」(評価)です。
本講演では、このプロジェクトから、軸丸晃年氏と藤野哲氏が登壇し、DX推進におけるデザイン人材の育成・リスキリングとは何かなどに関して、Q&Aセッションも含めて、多くのヒントを提供します。
注目セッション2:リクルートのデザイン機能の適材適所とは
特別講演:リクルートがデザイン組織の進化から学んだ、事業のフェーズごとに必要なデザインの“適材適所
本セッションでは主に2つの内容をお伝えします。1つは「リクルートのデザイン組織」がなぜ、今のようなマトリクス組織での運営になっているのか。もう1つはデザイン組織の進化の過程で学んだ、2つの不確実性に対処する「デザイン(機能)の適材適所」です。
- DX推進や事業変革の重要なピースとしてデザイン組織を立ち上げたい組織
- デザイン組織を立ち上げたもののまだまだ成果が出ていないと伸び悩む組織
の方にも学びの多い講演です。
注目セッション3:JR西日本のDX、データ起点の「WESTER経済圏」とは
基調講演:「JR西日本グループデジタル戦略」における、データ起点の顧客体験と従業員体験の変革の軌跡
2019年、JR西日本はCOVID-19による未曾有の経営危機に見舞われ、連結では2500億円の赤字を計上しました。社会が“変容”する中、移動を軸としたビジネスをどのようにレビューし、“データ”の価値を見直し、顧客体験を重視するデジタル戦略に転換してきたか。「グループデジタル戦略2.0」とは何か。その中核となるデータインフォームドという考え方、それを実践する「WESTER経済圏」とは何か。
2名の責任者が、「グループデジタル戦略2.0」実現のために行った、顧客体験と従業員体験の向上のための施策を語り、会場とのQ&Aセッションも実施いたします。