SIGNATEは、AI・データサイエンス分野における人材のキャリア意識に関する調査結果を発表した。
調査の主な結果は次のとおり。
- 職種への多様な関心:文系学生の66.7%が「データサイエンス系の仕事」に関心を示し、理系学生の43.3%は「エンジニア系」を志望する傾向が見られた
- 働き方や職場環境への期待:「柔軟な働き方」を求める回答が28.8%で最も多く、特に文系学生で顕著な結果に。また、理系学生の33.3%は「ブラックではない職場環境」を重視するなど、健全な職場文化への関心が浮き彫りになっている
- 就職活動における課題:文系学生の31.6%が「学業や留学との両立」に悩んでおり、全体では「実績・スキル不足」が最も多く挙げられた
- 理想の企業像:「技術への理解と活用を重視する企業」を選ぶ回答者が39.4%と最多で、キャリア形成や社会的意義を重視する傾向も明らかになった
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