Relicとクニエは、NTTデータとの3社共同で、デジタル技術起点に特化した新規事業支援ソリューションを開発し、12月9日より提供開始した。

　同ソリューションは、特に技術起点の事業開発に特有の課題が集中して発生しやすい事業開発の初期フェーズに焦点を当てて支援するもの。

　技術の選定、活用用途の探索、事業機会の評価などのプロセスを中心に各社の知見を体系化した独自メソッドに基づき、3社の新規事業創出プロフェッショナル人材がアクセラレーターとして、技術や業界知見者を交えた体制で一気通貫で伴走支援する。

　​これにより、デジタル技術の新しい利用用途と事業機会を見つけ、事業アイデアの仮説構築から検証・評価までを迅速に実施でき、社会実装までのスピードを短縮できるとしている。

　同ソリューションは、たとえば次のようなシーンでの価値提供を想定しているという。自社技術の有無を問わず、技術起点での新規事業を開発しようとする企業が抱える課題を幅広く解決することが可能。多岐にわたるシーンや用途に対して、技術起点の事業開発を戦略と実行の両面から一気通貫で支援するという。

　3社は、同提携を通じて、技術起点での新規事業創出の活性化・再現性向上・その結果としての価値創出力の向上に寄与することを目指すとしている。

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