三菱電機は、エッジデバイスで動作する製造業向け言語モデルを開発した。

この言語モデルは、同社のAI技術「Maisart(マイサート)」の開発成果である。同社事業に関するデータを用いて製造業ドメインに特化した事前学習を済ませており、製造業における様々なユースケースへの適用が可能だ。さらに、学習データ拡張技術により、ユーザーの用途に最適化した回答生成を実現する。
2026年度中の製品適用を目指し、産業機器やロボットなどのデバイス上で言語モデルを動作させるユースケースの検討および社内外での実機実証を進めていく。
【関連記事】
・アイスマイリーが「製造業向けAIサービスカオスマップ2025」を公開
・TED、製造業向け製品サポート特化型AIソリューション「FalconAutoPrompt」の販売開始
・NEC、製造業のナレッジ継承に関わる課題解決を支援 LLMを活用した製造現場の支援システムを開発