コクヨと船場は、国内ならびにグローバル成長戦略の空間構築事業パートナーとして、2025年7月1日付で業務提携を締結した。

両社は、既に自社施設などにおける発注・受託関係を相互に有しており、国内外のオフィス構築プロジェクトで多数の連携実績を積み重ねてきた。

同提携により両社はそれぞれの強みを融合させ、国内外の空間創造事業の競争力を大幅に強化。次の4つの施策を実行し、両社の持続的な成長と社会への価値を提供する。
(1)海外市場で、「家具と工事」のクロスセルによる拡販強化
両社のネットワークとノウハウを生かし、家具と工事をワンストップで提供する体制を確立。アジア諸国を中心に、日系企業・現地企業へのサービス提供を拡大。
(2)国内市場で、両社の強みである「コア事業」を生かした連携強化
空間構築の全工程をシームレスに提供することで、顧客の多様なニーズに迅速かつ柔軟に対応する体制を整える。特に、オフィスと商空間の垣根を越えた新しい空間価値提案を推進し、空間の多様化・リビングライク化を牽引。
(3)両社にとって拡張領域となる新規事業の創出と協業提案
コクヨのリノベーション事業でも両社の知見を結集し、既存空間の価値最大化を実現する新たなサービスを展開。
(4)両社の事業を支援する、協働による人材育成・人材交流
協働による人材育成や人材交流を通じて、空間構築に関わる次世代リーダーの輩出、プロジェクト推進力を底上げ。
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