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マネーツリー、MasterCard Start Path Globalの第一期ローンチメンバーに選出

世界的企業とスタートアップ企業とを繋ぐプロジェクトを本格始動

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 MasterCard(米ニューヨーク州)は、MasterCard StartPath(マスターカード・スタートパス)を世界規模でローンチすると発表した。第一期生は、世界200以上の中から選抜されたスタートアップ企業からなり、日本からもマネーツリー(東京都渋谷区)が選ばれた。6か月のプログラム実施中、MasterCardのエキスパートからそれぞれの企業に沿った指導やMasterCardソリューションを導入することもできる。また、すでにStart Pathから指導を受けた約40のスタートアップ企業とコンタクトすることもできる。

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 MasterCard Start Pathは、次世代の商業ソリューションの開発を行う、設立間もないイノベイティブなスタートアップ企業をサポートするため、MasterCardが2014年に始めた取り組み。 MasterCard Start Path Globalの第一期生は200を超える応募企業から選ばれ、それぞれ、ビッグデータ、モバイル、およびクラウドベースのアプリケーションを利用して、デジタルリレーションシップの構築、消費行動の促進や複雑な業務の簡素化に取り組んでいるという。

 世界各国から集結したこれらのスタートアップ企業は、規模、資金、収益、セールスパイプラインとさまざまな点で異なる多種多様な企業で構成されている。

 MasterCard Start Pathのグローバル責任者である、ステファン・ワイパー氏は「パートナーとなるフィンテック企業の発展をローカルで支援する取り組みを通じて、もっとグローバル規模で彼らを支援する必要があると学びました。イノベイティブなスタートアップ企業が市場から消えるのを防ぐには、彼らが新規市場開拓をできるようにする必要があります。MasterCard Start Pathは、まさにこれを実現した世界的なプログラムです。市場に参入したばかりのスタートアップ企業の成長を促すため、地理的条件に関わらず、既に地位を確立した企業とスタートアップとのパートナーシップ構築を支援します」と述べている。

 今後6か月間にわたり、Start Path Globalの参加企業は、ベルリンおよびシンガポールで実施される数週間の集中コースに参加するほか、MasterCardネットワークから常時、バーチャルな支援を受けることができる。

 また、Start Pathのメンター(指導者)が一緒に、各企業のビジネス上で生じる問題に対応し、世界各国における新規事業の可能性について提案していくという。

 このプロジェクトに日本から選抜されたマネーツリーの代表取締役ポール・チャップマン氏は、「自分たちが成長し、規模を拡大している中、Start Path Globalチームと一緒に新規市場へアプローチし、また自分たちのソリューションを一段と良いものにしていけるのはとても楽しみです。単に事業の共同開発をするのではなく、私たちの事業ニーズに沿ったパートナーシップ構築だからこそ、MasterCard Start Path Globalはとても魅力的なプログラムです」と述べている。

 MasterCard Start Path Globalの第一期生として選抜された企業は次のとおり。

 ・コントロール:オンライン決済についての理解を深め、管理方法を学ぶことができる。コントロールは、世界的なペイメント・プロセッサーを複数統合して、あらゆるデバイスに、支払分析、カスタマー・インテリジェンス、および不正ツールをリアルタイムに提供する。

 ・マネーツリー:どこで、いつ、どのように資金を使い、貯え、投資したかをすぐに把握できるようにサポート。

 ・レインバード:人工知能を駆使して、従来人が行っていた業務の実行を支援。バーチャルでスマートなツールを使って企業内の知識を増やし、高める支援をしている。

 ・VATBox:付加価値税の支払いをグローバルで最適化し、税の還付率を最大化する支援をしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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