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KnowBe4、日本企業向けランサムウェア対策の無料診断ツール3種を提供

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 KnowBe4(ノウビフォー)は2026年1月30日、日本国内における急増するランサムウェア被害を受け、自社のセキュリティ対策状況を安全にテスト・点検できる3つの英語版フリーツールの提供を、公式ウェブサイト上で開始した。

 ランサムウェア攻撃は近年、単なるシステムロックだけでなく、情報窃取による「二重恐喝」型が主流になり、企業のセキュリティ管理が一層重要となっている。KnowBe4は、これらの脅威への備えを目的に、組織が自社の盲点や脆弱性を包括的にチェックできるツールを無償で配布するとしている。

 今回提供されたツールは以下の3種類。それぞれ異なる側面からのリスク可視化を可能にしている。

1. RanSim(ランサムウェア・シミュレーター)
エンドポイントセキュリティ製品が、実際のランサムウェア攻撃にどの程度対応できるかをテストする診断ツール。25種類の攻撃シナリオ(データ暗号化など)を安全にシミュレーションし、導入済みのセキュリティがどの程度有効かを点検する。

2. BreachSim(データ侵害シミュレーター)
マルウェアによる情報の外部持ち出し(データ流出)のリスクが検知・防御できるかをシミュレーションするツール。ネットワーク上での不正なデータ転送を再現し、既存のデータ流出防止策の有効性を検証可能とする。

3. EEC Pro(Email Exposure Check Pro)
従業員のIDやメールアドレスがダークウェブ等に流出していないかを簡単に調査できる。組織のドメインを指定すると、漏えいアカウントの有無をチェックし、悪用の未然防止へと繋げる。

 これら3ツールはいずれも、日本の公式Webサイトに設けられた専用フォームから申込みが可能。ツール本体と診断レポートは英語版での提供となる。

 守りが効かない、または気付かぬうちに攻撃を受けてしまうという企業のリスクについて、KnowBe4 Japanの力 一浩社長は「もっとも重大なのは"手遅れになるまで検知されないこと"」と指摘している。被害実発生前に弱点を把握し、積極的に対策を講じることで脆弱性を危機へと発展させるリスクを最小化する狙いがある。

 国内企業にとって、システムの現状把握と定期的な「ヘルスチェック」の重要性は増す一方だ。新規事業や経営企画部門にとって、本取り組みにより組織全体のサイバーレジリエンスを高める第一歩となりうる。

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