店舗現場のDXで「2,000時間」を創出
中林氏の戦略は、理想論に留まらない。着任後わずか3ヵ月で導入した「経費精算の仕組み」は、現場の負担を劇的に軽減する実利をもたらした。
従来、店舗での急な買い出しの領収書は、店長が手書きで記入し、エリアマネージャーがチェック。その後、本部の経理が膨大な紙の束から手入力で転記するという、極めてアナログな工程を辿っていた。中林氏はこの情報の「大元」に着目し、マネーフォワードを用いたデジタル化を断行。スマホでレシートを撮影するだけで、AIとOCRによって仕分けが自動化・リアルタイム化される仕組みを構築した。
