日本オラクルは2026年10月6日、矢崎総業が財務会計システムの刷新に「Oracle Fusion Cloud Applications」を採用した旨を発表した。グローバルなデータ分析とAIの活用を目的に、経営判断を支えるデータ基盤の整備を進める。
矢崎総業はワイヤーハーネスを主力とし、世界中の自動車メーカーに関連部品を提供する大手自動車部品メーカー。EV化やSDV(Software Defined Vehicle)化が進展する中、事業ポートフォリオの転換やグローバル・サプライチェーンの最適化を進めている。こうした取り組みを支えるため、オンプレミスの財務会計システムから脱却し、事業環境の変化に応じて高度なインサイトの取得、自動化、効率化を実現できる拡張性の高いクラウド・プラットフォームへ移行する必要があった。
このような背景から、同社は業務領域の将来的な拡張に対応できる基盤を「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning(ERP)」で構築し、財務会計業務の効率と生産性の向上、コスト最適化、内部統制の強化に取り組む。
選定理由について、同社 執行役員 AI・デジタル室長 兼 情報システム統轄室長の丹下博氏は、既存の財務会計体系との親和性に加え、将来の高度な分析やAI活用を見据えたデータ基盤を整備できる点を評価したとしている。グローバルに分散する財務会計データを集約・可視化して分析力を高め、変化に対応した経営判断につなげていく。
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