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『ベンチャー白書2015』

FinTechをめぐるベンチャー企業動向やクラウドファンディングによる資金調達

『ベンチャー白書2015』のエッセンス:第3回

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 この連載では、ベンチャー企業を支えるさまざまな仕組みについて、ベンチャーキャピタル(以下、VC)等の投資動向やベンチャー業界の動きをとりまとめた『ベンチャー白書2015』の掲載内容の中から解説していきます。
 今回は、FinTechをめぐるベンチャー企業の動きや、新しい資金獲得手段として注目されているクラウドファンディングの動向についてご紹介します。

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メガバンクによるFintech関連ベンチャーへの支援が活発化

 産業界に幅広いネットワークを持つ銀行、特にメガバンクがベンチャー企業の支援に本腰を入れ始めています。メガバンク各行は、1970年代にベンチャーキャピタル(VC)の業務を専門に行う子会社を設立し、それらはVC業界の中でも古い歴史を持っています。そして、子会社であるVCが株式の取得を伴う「投資」を行い、銀行本体は「融資」による資金提供を行う、という棲み分けがありました。しかし、創業間もないベンチャー企業への融資には慎重になるケースが多く、融資を受けられるのはレーターステージやIPO前後の企業に限られていました。最近は、メガバンク各行が子会社のVCと連携し、レーターステージだけでなく、エクスパンションステージや、銀行によってはアーリーステージのベンチャー企業にも運転資金等を融資するケースが増加しているようです。

 また、銀行業界におけるオープンイノベーションの一環として、FinTech関連のベンチャー企業を積極的に支援する動きがみられるようになりました。FinTechとは、金融を意味する「Finance(ファイナンス)」と技術を意味する「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語で、IT技術を使った金融サービスのことを指します。この分野は、金融機関向けに勘定系システムを提供していた大手ベンダーが強みを持っていましたが、最近はFinTechに特化したベンチャー企業が生まれており、そのようなベンチャー企業自体を「FinTech」と呼ぶこともあります。メガバンクによるFinTech関連のベンチャー企業を対象としたビジネスコンテスト等も開催されています。

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クラウドファンディングによる資金調達の多様化

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この記事の著者

一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター(イッパンザイダンホウジンベンチャーエンタープライズセンター)

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