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「COMPANY Forum 2016」レポート

ジョン・スカリー氏が語る、ムーンショットを牽引する「適応型イノベーター」とは?

「COMPANY Forum2016」特別セッション: ジョン・スカリー氏 × 牧野正幸氏

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AIが変える「働き方」、世界を変える「適応型イノベーター」

ジョン・スカリー氏 × 牧野正幸氏

 セッションではAIがどのようにビジネスを進化させるのかに関して語られ、スカリー氏は、以下のように見解を示した。

「仕事の再発明(業務の再発明)」というキーワードを提示したいと思います。現在は“緊急性の時代”だと言えるでしょう。
製品リリース、製品の改善への要求スピードが、10年前とは比較にならないほど、早く、強くなっています。
そんな時代に、AIが人間のアシスタントとして重要な役割を果たすでしょう。また、緊急性の時代では、「コラボレーション」を前提とした働き方が今まで以上に重要になります。(スカリー氏)

 続いて、書籍『ムーンショット!』のメインとなるメッセージや、「適応型イノベーター」「適応型企業」に関して、スカリー氏が以下のように語った。

書籍で述べているのは「イノベーターになる機会」です。イノベーターとは、Facebook、Google、Apple、Amazonのような会社を起こす人だけを指す言葉ではありません。この書籍は、多くのビジネスパーソンや既存企業でも、「適応型イノベーター」や「適応型企業」として、イノベーションを起こせるという“招待状”でもあるのです。
では、どうしたら適応型イノベーターや適応型企業になれるのでしょうか。それは未来から逆算して、なりたい世界を描き顧客視点で考えることです。企業では、「事業計画から顧客計画」へシフトすることが重要だと考えています。
「事業計画」では過去の出来事から現在のアクションを計画します。「顧客計画」では、過去に縛られず将来を見つめ、顧客のために競合とは違うアプローチを用い、テクノロジーを活用して課題を解決していきます。これが「適応型イノベーター」のアプローチです。このことが、世界を一変させる「ムーンショット」へと繋がります。(スカリー氏)

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ジョン・スカリー氏が「Knowledge Navigator」で予見した未来

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