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「COMPANY Forum 2016」レポート

ジョン・スカリー氏が語る、ムーンショットを牽引する「適応型イノベーター」とは?

「COMPANY Forum2016」特別セッション: ジョン・スカリー氏 × 牧野正幸氏

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 9月28日(水)、ワークスアプリケーションズ主催にて、「COMPANY Forum2016」特別セッションが行われた。翌日のKeynoteに登壇するアップルコンピュータ元CEO ジョン・スカリー氏、株式会社ワークスアプリケーションズ 代表取締役最高経営責任者 牧野正幸氏が登壇した。Keynoteの講演タイトルで、スカリー氏の最新刊のタイトルでもある「ムーンショット」とは何か、適応型イノベーターとは何かが語られたセッション内容をお届けする。

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世界を一変させるイノベーション、「ムーンショット」とは?

 セッション冒頭、牧野氏からスカリー氏の招聘に至る経緯が語られた。

牧野正幸牧野正幸氏(株式会社ワークスアプリケーションズ 代表取締役最高経営責任者)

“日本から世界で通用するイノベーションを!”という想いがあります。しかし、日本全体では、そのようなイノベーションが起きているとは言えません。IT領域では、それが特に顕著だと思っています。その想いのカタチとして、弊社では世界初の人工知能型ERPである「HUE」を2年前にリリースしました。
日本には“イノベーター”と呼べる優秀な人材が本当に沢山います。でも、日本発で世界で勝負できるイノベーションは、特に最近は起きていません。
スティーブ・ジョブズと共に働き、ペプシではCEOとしてその成長に貢献し、今では投資家として活躍するスカリー氏から、イノベーションのヒントを得たいと思って招聘致しました。(牧野氏)

 スカリー氏からは、「ムーンショットとは何か?」が語られた。

ジョン・スカリージョン・スカリー氏(アップルコンピュータ 元CEO / ペプシコーラ 元社長 兼 CEO)

当時のアメリカ合衆国大統領のジョン・F・ケネディが、「1960年代中に人類を月面着陸させ、無事に地球に帰還させる」という野心的な目標を掲げ、見事に実現しました。
そのことから”Moonshot”(月へのロケットの打ち上げ)は、「なりたい未来を描き立てられた、斬新でかつ困難な、大きな影響をもたらす壮大な課題や挑戦」を意味するようになりました。
シリコンバレーで使用される場合の”Moonshot”には、世界が一変するような非常に影響力のあるイノベーションという意味が含まています。(スカリー氏)

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AIが変える「働き方」、世界を変える「適応型イノベーター」

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