「VR Studies」は、VR(Virtual Reality:仮想現実)のコンテンツ作成についての教材で、VRプログラミングの基礎を学ぶためのサンプルプログラム。これらのプログラムを通して、VRアプリ開発における基本的な入力UIと移動UIの実装方法を解説しているという。
発表では、今後VRは、ゲームに留まらず、不動産や小売、教育、ヘルスケア等での活用が期待されており、企業は多くの消費者に多様でリッチな体験を提供できるようになるという。新規顧客獲得、顧客満足獲得のためにサービスを充実化させていくには、企業のエンジニアだけでなく、マーケティング、営業、広告宣伝などのビジネスにおける消費者との接点を考える立場の人も、VRについて理解を深めていくことが必要だとしている。
ゆめみは、「VR Studies」を無償で提供することで、多くの人にVRを身近に感じてもらい、企業のサービス充実化の支援を行うだけでなく、VR市場の発展、拡大に貢献したいとしている。
「VR Studies」は、Unityの使い方を理解しているエンジニアであれば1週間程、Unityに慣れていないエンジニアでも2~3週間程度で基本部分を終えられるようになっているという。Unity自体の使い方については、この教材には含まれていない。また、実際に動作させるには、HTC VIVEが、VIVEを動作させるためにはVR Ready PCが必要になる。