「Original Stitch」、先進技術による最新オンライン採寸機能「Bodygram」を発表

オンライン採寸でアパレルECにおける課題“返品率”を改善へ

 オンラインカスタムシャツブランド「Original Stitch」を展開するオリジナル社は、オンライン自動採寸機能「Bodygram(ボディグラム)」の日本国内におけるサービスを8月24日に開始した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] ビジネスIT

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 「Bodygram」は、ユーザーの好みのシャツをA4サイズの紙とともにデジタルカメラやスマートフォンで撮影し、「Original Stitch」ウェブサイト上にアップロードするだけで、任意のシャツと同じサイズ・シルエットを再現することができる最新のオンライン自動採寸機能。

 新機能によって、オンラインでカスタムメイドのシャツを注文する場合でも、ユーザーは自分の身体の各部のデータを採寸する必要が一切なく、ベストフィットのシャツを注文することが可能になるという。新機能は、自動的に指定されたオブジェクトを認識する高機能マシンビジョンによって、シャツとともに撮影されているA4サイズの紙の大きさと比較しながらアイテムの細部にわたる正確なサイズデータを自動的に読み取ることができる。

 また、各パーツにおける詳細な数値に基づき、生産者が実際に生産する工程をデータ化し、さらに人工知能とディープラーニング技術を掛け合わせることによって、ユーザーの希望通りのサイズやシルエットのシャツを“コピー&ペースト”するように何度も再現することが可能だという。これまでに行った実証実験では96%という非常に高い精度で、想定サイズ通りのカスタムメイドシャツを製作することに成功しており、今回の実用化に至ったとしている。

 現在の国内アパレルEC業界の平均返品率が20%であるのに対し、「Original Stitch」は当システム導入以前から約4%(2017年7月時点)と驚異的な低返品率を誇っていたという。「Bodygram」を導入することによって、さらなる返品率の低下、および年内で10万着以上のカスタムシャツの出荷につながると予測している。

 また、自社でカスタムオーダーシステムを持っていないアパレルブランドや小売店に向けて提供予定の「Original Stitch カスタマイズ・プラットフォーム」内でも「Bodygram」の機能を実装することで、“高返品率”という業界全体が抱える課題の解決に寄与することができるとしている。