セレスがグルメSNS「シンクロライフ」運営のGINKANにトークン転換権の付与のスキームで出資

 スマホ向けポイントメディアや仮想通貨・ブロックチェーン事業を運営する株式会社セレスがグルメSNS「シンクロライフ」を運営する株式会社GINKANと資本業務提携。トークン転換権を付与した株式取得という新しいスキームによるもの。(TOP写真:GINKAN 神谷CEO セレス都木社長 )

[公開日]

[著] BizZine編集部

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 株式会社セレスは、AI×ブロックチェーン技術を用いた全く新しいグルメSNS「シンクロライフ(SynchroLife)」を運営する株式会社GINKANとの資本業務提携を締結し、同社と個人投資家を引受先とする総額8,000万円の第三者割当増資を引き受けたと発表した。

 GINKANでは、2017年9月に香港法人SynchroLife, LimitedにてICOを実施している。
GINKANが展開するグルメ版SNSの「シンクロライフ」は、ICOで発行したトークンを活用して、良質なレビュー投稿者(レビュアー)がトークンを経済的インセンティブとして受け取れる仕組みを導入し、トークンをレストランの食事券と交換したり、食事代金の決済で利用したりできる仕組みの導入を予定している。

 今回の資本業務提携は、GINKANの子会社であるSynchroLife, Limitedが発行するトークン(SynchroCoin)への転換権を付与した形での株式の取得というスキームによるもの。

 これにより、トークンへの転換権を行使することで、株式市場への上場や事業売却以外でのイグジットが仕組み上可能となる。昨今のICOを取り巻く環境は不透明であり、ICOを実施することで株式による資金調達がしにくくなるといったトレードオフの事象が発生している。

「将来、GINKANがIPO等を行おうと考えた際、ICOを行っていることが課題となり、IPOを実施できない可能性もある。その際に、セレスが保有する株式とトークンを交換できるなど、イグジットの方法が複数あることでリスク低減ができるとともに、GINKANとしても資金調達を行いやすくなる」とセレスの担当者は述べており「他社では行っていない珍しいスキーム」だと言う。

 シンクロライフは2018年6月にシリコンバレー発「Plug and Play Japan」のアクセラレータープログラムBatch 1に採択されている。現在、日本語の他、英語、中国語、韓国語に対応しており、現在82ヶ国でユーザー登録、48ヶ国でレビュー投稿がされている。グローバルなプラットフォームの実現を目指し、サービスを展開する見込みだという。

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