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トロント大学アグラワル氏が語る、AIが駆動する新たな経済──「予測コスト」の低下によるビジネスの変化

Sansan Innovation Project 2019セミナーレポート Vol.1

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なぜAmazonはホールフーズを買収したのか──「AIによる予測」が先行者に有利な理由とは

 アグラワル氏は今、2社のロボット関連企業の共同設立者である。そのうちの一社Kindredはeコマース用のロボットの企業だ。注文に合わせて箱詰めの作業を行うロボットを開発している。ロボットにとって、大きさも形も硬さも異なる物を掴むというのはなかなか難しい作業だ。そこでAIを生かして、ロボットに人間だったらどう対応するかを学習させ、予測させている。もしロボットがうまく予測できなかったら、人間のオペレーターに助けを求める。時に海外にいることもあるオペレーターはVRヘルメットを装着し、コントローラーを操作することでAIに学習させる。それを繰り返すことで、ロボットは予測の精度をあげていく。

Kindred’s piece picking robots operating in production environment

 もう一社はヒューマノイドの企業Sanctuaryだ。人間のような姿をしたロボットを作り、感情をプログラミングするのではなく、人間の共感を「予測」することで人間らしい振る舞いをできるようにと研究している。目にカメラ、耳にマイクを備え、話しているときの声のトーンや姿勢などをデータとして集め、何をどう言えば共感を得られるかをAIが予測しているのだという。

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