クボタが社会実装する“PDCA農業”とは？
クボタが進める「データ活用による精密農業」は既に社会実装しており、核となるのは、2014年からサービス開始した「儲かるPDCA型農業」を実現する営農・サービス支援システム「クボタ スマート アグリシステム（KSAS）」である。
KSAS（ケーサス）は、ICTやGIS（地図情報システム）を利用し、作業者のスマートフォン／PCなどの端末を使って自社農機の稼動情報と農家の圃場・作業・収穫といった情報を連携させ、様々なデータを一元的に管理・見える化を図るもの。リアルタイムの状況や分析結果から日々の作業計画に落とし込むことができ、計画の進捗管理も可能となっている。これにより、作業効率の改善、肥料などの資材コストの低減や栽培ノウハウの伝承、安心安全な良食味米の生産など、これまでの日本農業にはなかった“根拠に基づく”ソリューションとして力を発揮するのだ。